文鳥のゲージを考える

愛鳥たちが快適に過ごすために必要なことはいくつかありますが、その中でも生活の中心となるのが鳥かご(ゲージ)です。

ゲージで一番優先する事は第一に愛鳥にとって安全性のあるものです。

次に適切な大きさであること(十分な生活空間が確保できていること)

最後に飼い主である私たちが掃除等の維持管理がしやすいかどうかをみて選びます。

汚れの取りにくい構造のゲージだと放置され不衛生になるので掃除が行き届きやすいものを選びます。


ゲージの大きさ🕊

ゲージの大きさは 横幅30センチ以上・高さ40センチ以上 の物が適当です。

これは愛鳥が羽を大きく広げた時に前後左右どこにも接触しない最低限の広さです。

もちろん ゲージ内を移動して運動もするので それ以上のスペースを十分に確保することが必要になります。

バードトイなどのおもちゃ類はその子の動線を考えた上で、安全に遊べるものを選んで取り付けていきます。

ゲージ内で止まり木に高低差をつけることによって多くの運動をすることができます。

止まり木や バードトイ などは少し多めに用意をしてゲージ内の環境を変えていくことも刺激になり鳥も暮らしが楽しくなります。

ゲージの設置場所🕊

ゲージは室内の中で1番快適に過ごせる場所に設置をしてあげましょう。

飼い主が主に過ごす空間に設置する事でお互いの姿や声が聞こえるので安心します。

 良い置き場 

・部屋の明るい場所
・室内を見渡せる場所
・ゲージの背後が壁になっている場所
・周囲に物がない場所

 悪い置き場 

・エアコンの風が直接当たる場所
※囲いがあり避ける工夫があれば大丈夫です
・ドアやカーテンなどの開閉が頻繁な場所
・ゲージより高い位置に家具がある場所
・窓ガラスのある場所

ゲージを置く場所は安定した台などに乗せて耐震対策をして、台の固定と台とゲージの間も滑り止めマットなどを敷きます。

小さなゲージですが愛鳥にとっては大きな家です。

安全であることが前提で、いつでも見守れる位置で安心する暮らしを提供してあげたいですね💕

放鳥時の工夫🕊

室内を少し工夫するだけでも放鳥中の運動量を増やすことに繋がります。

室内にも高低差があるように各所に止まり木やプレイジムやスタンドなどを設けることで飛んでいった先に止まれる場所があるのでそこに向かって飛ぶという運動が生まれます。

飛行中に接触する恐れのあるものは取り除き危険な物はしまいましょう。

愛鳥が掴まっても大丈夫な物へ変えることによってその室内は大きなアスレチック空間になります。

ゲージ空間と放鳥空間の両方が満たされているとそこで生涯暮らしていく愛鳥にとって刺激的な楽しい空間となり幸せに感じてくれるはずです💕


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