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文鳥は綺麗好き

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文鳥はインドネシアの野鳥で高温多湿の国で過ごしています。 高温多湿の環境では菌が増えやすいので1日で何度も水浴びをし羽繕いを念入りにすることで体を清潔に保とうとしています。 そして何度も羽繕いを行うことで形状も美しく保っています。 体だけではなく巣の中も清潔にしておきたいという思いがあります。 巣の中が汚れていると体が不潔になり、糞が付着していると臭いが発生し外敵に巣の場所を気付かれてしまう恐れがあります。 子育て中の親鳥は雛の糞を巣の中から外に捨てたりする姿が見られることもあります。 雛も自分が寝ている場所は綺麗にしておきたい本能が働き、巣の中で後ずさりなどで移動寝る場所から離れた所で糞をする様子が見られます。 飼鳥もゲージの中は快適に🕊 日本で暮らす文鳥達は四季を経験し、飼い主の管理によって快適な温湿度に保たれて過ごしています。 飼鳥も同じで第一に安全な場所で、次に清潔な場所で気持ちよく過ごしたいと願っています✨ 私達飼い主も心地よい眠りのためにお気に入りの布団や枕を用意して気持ちよく眠りますが、鳥たちも思いは一緒です💕 昼間の明るい時間にお昼寝をする子が殆どですが、つぼ巣などを入れている場合はその中に籠もって眠り、つぼ巣等がなくてもゲージ内の暗い方向を向いて丸まって眠る様子が多いです。 ごはん入れの容器やブランコなども利用したり、吊り下げおもちゃの間に入り込んだりする子もいます。 小松菜やサラダ菜などの葉っぱを屋根にして眠る可愛い姿も見られます🤭 野鳥は常に食べ物を探す習性があるので注意深く地面に降り立ちついばみをします。 お家のゲージの中でも下に降り立ちついばんだり、巣材やペットシートをひっぱる様子がみられる子もいます。 食べ物を探す以外にも快適な巣にするためにする行動なので放鳥時にティッシュペーパーや紙などを引っ張り飛び立とうとする子もいます。 ゲージの中を常に清潔することは当たり前ですが、飼鳥が快適に過ごせるために心地よく休まる場所を用意してあげる事でよりゲージの空間が大好きになります。 ゲージが気に入ってると一通り放鳥しておくと最終的に満足して自分で戻ります。 もちろんお気に入りの場所で居眠りすることもありますが、ちゃんと自分でゲージ戻る様子が見られるので快適な空間になっているのかなと安心しています。 個体差で吊り下げ物に好き

文鳥のゲージを考える

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愛鳥たちが快適に過ごすために必要なことはいくつかありますが、その中でも生活の中心となるのが鳥かご(ゲージ)です。 ゲージで一番優先する事は第一に愛鳥にとって 安全性 のあるものです。 次に適切な 大きさ であること(十分な生活空間が確保できていること) 最後に飼い主である私たちが 掃除 等の維持管理がしやすいかどうかをみて選びます。 汚れの取りにくい構造のゲージだと放置され不衛生になるので掃除が行き届きやすいものを選びます。 ゲージの大きさ🕊 ゲージの大きさは   横幅30センチ以上・高さ40センチ以上  の物が適当です。 これは愛鳥が羽を大きく広げた時に前後左右どこにも接触しない最低限の広さです。 もちろん ゲージ内を移動して運動もするので それ以上のスペースを十分に確保することが必要になります。 バードトイなどのおもちゃ類はその子の動線を考えた上で、安全に遊べるものを選んで取り付けていきます。 ゲージ内で止まり木に 高低差をつける ことによって多くの運動をすることができます。 止まり木や バードトイ などは少し多めに用意をしてゲージ内の環境を変えていくことも刺激になり鳥も暮らしが楽しくなります。 ゲージの設置場所🕊 ゲージは室内の中で1番快適に過ごせる場所に設置をしてあげましょう。 飼い主が主に過ごす空間に設置する事でお互いの姿や声が聞こえるので安心します。  良い置き場  ・部屋の明るい場所 ・室内を見渡せる場所 ・ゲージの背後が壁になっている場所 ・周囲に物がない場所  悪い置き場  ・エアコンの風が直接当たる場所 ※囲いがあり避ける工夫があれば大丈夫です ・ドアやカーテンなどの開閉が頻繁な場所 ・ゲージより高い位置に家具がある場所 ・窓ガラスのある場所 ゲージを置く場所は安定した台などに乗せて耐震対策をして、台の固定と台とゲージの間も滑り止めマットなどを敷きます。 小さなゲージですが愛鳥にとっては大きな家です。 安全であることが前提で、いつでも見守れる位置で安心する暮らしを提供してあげたいですね💕 放鳥時の工夫🕊 室内を少し工夫するだけでも 放鳥中の運動量を増やす ことに繋がります。 室内にも高低差があるように各所に止まり木やプレイジムやスタンドなどを設けることで飛んでいった先に止まれる場所があるのでそこに向かって飛ぶという運動が生

文鳥の止まり木

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鳥の本能は外敵から身を守るために高いところや見晴らしの良い場所を好み、自身の周囲が安全であることを常に確認しながら暮らしています。 家で過ごす文鳥たちは安心しきって足元でくつろぎ眠る子もいますが、肩や頭の上など比較的高い所に止まりくつろぐ子も見られます。 理想の止まり木の太さや材質🕊 ゲージの中で高低差をつけ工夫して止まり木などを設置しているかと思いますが、自然界で更に高い木々に止まり風によって木々は揺れています。 この揺れている中でも上手にバランスを取ることができるのでブランコなども好みます。 止まり木(パーチ)が太くても細くても上手に掴み乗ることができますが、理想的なパーチの太さは止まり木を掴んだ時に 円周の約7割(2/3のを掴む)くらいの太さのパーチが良い とされています。 フィンチや小型インコなど小型用パーチは円周が約12ミリ・オカメインコなどの中型用は円周が15ミリ程のものが付属されている事が多いですが、付属する止まり木だけを使用するのではなくいくつかのパーチを用意してあげて様子をみていくことで段々とその子の好みが見えてくるので飼い主が好き嫌いを見極めていくことが大切です。 🌳天然木材等で文鳥にも安心して使える木があります🌳 リンゴの木…果樹で様々な種類があり、小枝をおもちゃとして市販されていたりします。 ナシの木…果樹で表面が滑らかですがでこぼこもあるため脚力の弱い子も爪掛りの良い形状になっています。 ユーカリ…コアラの食料として知られている木ですが鳥も好む材質です。 他にもクヌギ・シカラバ・竹・山桃・ キウイなどの枝も好まれます。 インターネットで鳥の止まり木やおもちゃ等様々な商品が売られていますが、鳥に対して害のある植物 (木材) を良しとして販売しているお店もあることも🚫 素性のわからない流木やヤニが出ている木材やカビが発生しているもの、朽ちかけている木材や芽や葉がついているものなどは避けなくてはいけません。 市販の物を購入する場合は材質がきちんと表記されている物を選びましょう。 DIYをされる方は木材を揃える時に使用可能な天然木材を選び、希望の木材がない場合は苗園や木工材業者さんがインターネット上で販売している会社もあるので、 産地が分かる原木を指定して安全な木材を入手するよう にしてください。

文鳥の過緊張性発作

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文鳥は過度な緊張により突発的に発作が起こる場合がありますがそれを 過緊張性発作 といいます。 発作が起こる時に突然意識が低下したり意識の消失はしません。 発作後は後遺症が残ることは稀だと言われていますが発作が重度の場合には脳神経へのダメージが生じて脳障害症状が残る場合や、最悪死に至る可能性があります。 特に高齢の文鳥は心臓への負担も多く問題となっています。 発生する原因から予防まで🕊 過緊張性発作は鳥類の中でも特に文鳥が多いとされています。 統計では白文鳥に多く次いで桜文鳥、シルバー文鳥と続くとされています。 神経質な個体や特にオスに起こるケースが多いです。 高齢になると頻度が増していく傾向にあります。 よく起こる事例は診察時にキャリーから出した時などに暫くして挙動不審になり、キョロキョロそわそわする行動が始まります。 左右不対称な  強直間代性痙攣  (足や翼が硬直しバタバタさせた痙攣)が起こります。 次第に目を閉じ、開口呼吸、舌なめずり、呼吸促迫、発声呼吸が起こり起立困難となり虚脱してしまいます。 保定中に発作が起こっても挙動不審や痙攣に気付きにくいため、保定を解除した時にいきなり虚脱するので失神したかのように見えます。 通常は数分も経たずに立ち上がり暫くは半眼で開口呼吸をしますが段々と落ち着きます。 原因が分からない為、神経性疾患(心因性発作)なのか中枢性神経疾患(てんかん)なのか医師の間でも判断が分かれるそうです。 品種で偏りが見られることから 遺伝的な要素が関与 していると考えられているそうです。 過度な緊張によって誘発されるため、知らない環境で緊張したり診察等で見慣れぬ人に見つめられるなどして生じることがあります。 他の疾患が関与しているという場合もあります。 極力過緊張を起こすような状況を作らない事で予防ができます。 通院などでキャリーを使う際に入るのを拒み逃げ回ったりする個体もいますので、 日常的に キャリーを活用して日光浴などを楽しませて 慣れさせる という方法もあります。 過緊張が軽度であれば内科治療は必要ありませんが、重度である場合には高頻度に発作が起きる場合は抗不安薬や抗てんかん薬が処方される場合があります。 高齢の文鳥や心疾患のある個体の場合は強心剤が投与される場合があります。 過緊張と類似した症状🕊 パニック ・・・突然激し

文鳥の放鳥時間と注意すること

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野生と違いゲージの中で過ごす鳥は運動不足が続くと代謝が悪くなります。 代謝が悪いという事は肥満に繋がり様々な病気を引き起こしてしまいます。 毎日一定の時間はゲージの外に出し自由に飛ばせて運動させることが必要です。 放鳥時間の目安🕊 1回の放鳥時間は 15分から1時間程度 が適当だと言われています。 なかなか時間が取れない時には朝は短く夜は長めに時間を設けたりして2~3回に分けて放鳥させてあげるという事でも大丈夫です。 実際は飼い主の生活リズムに合わせたスタイルになるのが殆どの為、目安として覚えておいてくださいね。 放鳥する前と放鳥中の注意点🕊 放鳥する前に必ず行うべき事は大きく分けて3つです。 ・窓やドアが閉まっているか ・部屋の中に危険なものがないか ・放鳥することを家族全員が認知しているか 事前に確認して危険を取り除く事が安心の放鳥タイムに繋がります。 もちろん放鳥中は愛鳥から目を離さず、常に位置を確認し見守る必要があります。 複数羽で放鳥中でも一羽一羽の位置をしっかり確認します。 放鳥中はドアの開閉や足元にも十分注意して極力ゆっくり歩き移動しましょう。 大好きな飼い主の後をホッピングで着いてくる子も多いです。 個性がいっぱい🕊 同じ親から生まれた子供でも性格や体格に違いができるように同じ種類の鳥でも性格や体格が一羽ごとに違ってきます。 顔つきや頭の大きさはもちろんですが羽毛の色や体臭も同じではありません。 臆病な子や好奇心旺盛な子や甘えん坊だったりとそれぞれ個性が感じられます。 関心を持っていそうなことを察して タイミングを逃さず言葉をかけてあげたりする事でその子独自の好きな事が増えていきます。 放鳥時も個性が発揮されるのでゲージから勢いよく飛び出し部屋いっぱいに元気よく飛び回る姿が見られる一方であまり飛び回らず飼い主の傍に戻り肩などでくつろいでいる子もいるかと思います。 ゆっくりしている子を運動させないとと無理やり飛ばせる必要はありません。 飼い主が大好きであれば自分が移動すれば飛んで来たり、ホッピングで着いて来たりと実は運動しいます。 我が家の文鳥もすり足で歩く後を追いかける鬼ごっこや高いところで寛いでる時に名前を呼ぶと返事して飛んで来たりと色んな過ごし方でしっかり運動できています。 雛の頃にわがままにさせない🕊 雛の頃に愛情いっ

文鳥ってどんな鳥?

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『手乗り』といえば『文鳥』と言われるほどポピュラーな存在の文鳥ですがどんな性格なのかどんな食べ物が好むのかなどを紹介します。 文鳥の『文』とは あや…彩りの美しいことを意味します🕊 他の鳥類と比べるとカラフルではないものの限られた色味の姿もシックで、瞳が大きく輝きがあり、顔の大きさに対して嘴が大きく艶々でとても魅力的です💕 どんな性格?🕊 実は気が強い性格なんですが飼い主やパートナーを気遣う優しさがあります。 飼い主の手の中で安心しきってそのまま眠ってしまうほど甘えん坊の性格を持つツンデレな性格です。 苦手な相手には突きに向かう強い面を見せる事もあります。 換羽期などはイライラMAXで何をしても怒られますが受け入れてあげましょう。 お気に入りの場所で遊んでいても名前を呼べば返事をして勢いよく飛んできます。 もちろん呼んでも返事はするものの無視して自由きままに放鳥を楽しむ事もあります。 手のひらや肩に止まってくつろぐ姿や小首を傾げて覗き込み見つめてくる姿に心奪われ虜になります。 どんな遊びをするの?🕊 小さな体でゲージ内外でも元気いっぱい遊びます。 鳥用のおもちゃも多くの商品がありますので文鳥でも使えるものを選ぶようにしてあげて下さいね。 おもちゃ遊びは個体差で好みも分かれますが、比較的多くの文鳥はゆらゆら揺れるブランコなどのおもちゃは自然界の樹木のゆれる枝に似ており本能的に好む子が多いようです。 吊り下げのおもちゃを突いたり、優しい音色の鈴などが付いてると上手に鳴らしたり、飛乗ってみたり、噛んでストレス発散などをして楽しんでいる姿が見られます。 ゲージから出ると部屋をぐるりと飛び回りお気に入りの場所を点検するような素振りがあります。 一通り飛び回った後は飼い主の方に戻り肩や腕に着地しご機嫌に鳴いたり羽繕いをして寛ぎます。 どんな物を食べるの?🕊 雛の場合はパウダーフードという必要栄養素が完備された粉末タイプのものをお湯でといて与えます。 雛の餌やりについて詳しくはこちら🕊 雛から成長し自力で食べるようになると ペレット という栄養が整ったものや シード といってアワ・カナリーシード・大麦などの種子を与えます。 ヒエ・アワ・キビなどは脂肪分少なくおやつにお勧めです。 ビタミンの補給も文鳥には大切でそんな時に欠

文鳥の体重と不調のサイン

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文鳥の体重は個体差で変わりますが目安として日々の健康チェックに役立てて下さい。  平均体重   23〜28g  削  痩   20g以下  肥  満   30g以上  体重下限   15g以下   毎日体重を測り記録しておく事で、その子の変化に気付ける事があります。 体重以外にも不調のサインに気付ける事がその子の早期回復に繋がるので毎日の触れ合いを大切にして下さいね💕 どんな事に気を付けるのか🕊 ①体重の急激な増減があるか 体重に急な変化がある場合の殆どは ごはんを食べない、もしくは食べる量が減っている ということを示します。 選り好みをしたり急なごはんの変更などによって抵抗があり一時的に食べない場合などは体重は緩やかな減少になります。 急激な変化の場合には何らかの原因があり 『食べられない』 可能性があるので早急に病院で診てもらう必要があります。 ②糞尿の色が普段と違ったり、水っぽい下痢になっている 獣医さんは必ず鳥の糞や尿を検査してくれます。 鳥の体に 異常が生じたというサイン が糞で現れるからだそうで、食欲がなく糞尿がいつもより異常がある時は疾患が考えられる可能性があるため早期の受診が必要です。 ③咳やくしゃみ鼻水が出ている 鳥も風邪をひきます。 人は鼻水をかみますが、文鳥は鼻膣に鼻水が詰まると鳥は勢いよくくしゃみをすることで鼻水を外に飛ばそうとします。 くしゃみはプシュプシュと 単発 にしますが、咳の場合はケッケッケという音が 連続 するため咳だと判断できます。 頻繁にくしゃみや咳が続くようであれば肺や気管支に炎症がある可能性や、オウム病を発症している場合があるため早めに病院の受診をして下さい。 特に雛の頃に風邪のような症状がある場合は重篤化する可能性があるので早めの行動が必要です。 ④飼育している環境の急激な変化 その子が過ごす環境が暑すぎたり、寒すぎでないかの確認が必要です。 文鳥はゲージ内の模様替えによって過ごし辛い時やゲージの設置場所が変わるだけでも食欲が落ちたり元気が無くなる場合もあります。 成鳥した子達はごはんに対して特定の嗜好を持っています🍚 今まで食べていたごはんの変化によって食べなくなる事が多くあります。 シード食からペレットに移すなどいきなりは難しいですし、シードも沢山の種類があり選好みしたり微妙な違いによって食べなく

文鳥の起床・就寝時間

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文鳥は1日の内で12時間以上は明るい部屋で過ごすのが良いとされています🕊 野生の場合は日の出とともに起床して日の入りで就寝するという規則正しい生活をしています。(およそ朝の6時頃~18時頃までが活動時間) 自宅の場合は朝の6時から7時頃の間にはゲージカバーを外して明るくし、夜は8時から9時頃までにはカバーをして暗くし寝かせてあげるというのが理想的なリズムになります。 起床からお昼までの活動🕊 起こしてあげる時間は6時から7時半頃までが一番理想的で、遅くても8時頃までにはゲージを明るくし、『おはよう』と声をかけてあげて下さい。 起床時はたくさん寝た後なので元気いっぱいな姿が見られます。 朝の光を浴びることでホルモンバランスが良くなり元気に活動することができます。 お水とご飯を新しく用意して、やさしく声を掛けてあげる事で文鳥にとってその日1日が変わらず始まったという安心に繋がります。 午前中は1日の中で最も活発な時間と言われています。 1時間おきぐらいに羽繕いをしたり気温が暖かくなると体を動かしてゲージの中で遊んだり水浴びをして過ごします。 ※放鳥時や決まった時間に水浴びをする習慣がついている子もいるので必ず午前中に水浴びをさせる必要はありません。 規則正しい生活をする事は良い事が沢山です💡 ・発情時期の管理ができます。 ・病気に対するリスクも減らすことができます。 ・規則正しい生活は長生きに繋がります。  お昼から夕方までの活動🕊 お昼以降も自由に羽繕いやお昼寝を繰り返しゲージ内のおもちゃなどで元気に遊んだりと自由に過ごしています。 お勤めなどで日中不在になっている場合に昼間は寝て過ごし夕方飼い主が帰ってくるのが分かると朝に続いて元気いっぱいの様子が見られます。 飼い主の帰りを心待ちにして喜びを体現してくれている姿が想像できますよね💕 野生では就寝時間に近付きますが、人と暮らす文鳥は生活スタイルに慣れていくので飼い主が夕飯を食べ始めると自らもご飯を食べたりまだまだ活発です。 放鳥時は飼い主と触れ合える一番幸せな時間になるのと同時に、運動する時間なので最低でも20分以上は放鳥してあげて下さい。 就寝時間はあまり遅くならないように20時から21時までには暗くしてあげます。 ※深夜などかなり遅い時間になると慢性的に睡眠不足となり、ストレスを感じ病気になるリ

文鳥の巣作りと発情期について

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巣作りと聞くとオスがメスの為に甲斐甲斐しく巣材を集め巣を整えるイメージですよね。 実はメスも巣材集めや巣作りに積極的な子もいるそうで、遊びだと思っている行動は意外に巣作りをするための行動だったりするのです💡 文鳥の発情期は秋~春にかけてと長く、ペアがいなくても発情します。 発情期にみられるサイン ・狭い場所や暗い場所などに潜り込もうとします。 ・オスはとまり木や飼い主の手のひらなどにお尻を擦り付けます。 ・メスはしっぽをフルフルと震わせます。 ・巣材になるものを探し運んでゲージに持ち込もうとします。 ・普段より少し攻撃的になります。 ・ご飯の吐き戻しをします。 ※病気の吐き戻しと違い首振りして少量出します。 繁殖期になると普段と異なる行動にでる子もいて放鳥時の行動範囲が広がり、飼い主の後を追って別室までついて来たり傍から離れようとしない場合もあります。 まさかそんなところに!という思いもよらない場所に潜り込んでいる場合があるため放鳥中は注意が必要です。 巣作りの為に部屋から素材を探し集めたり、くわえて運ぶ姿をみられるので足に絡む物や口に出来ない物など文鳥が触れられる所に出しておかないよう注意が必要です。 オスは巣材を見つけて集める事で発情が少しずつ増していくのですが、メスも巣材を集めたり巣作りする子もいます。 メスの発情期に注意する事🕊 メスは発情期になると飼い主が体を撫でるなど少しの刺激でも発情してしまい卵を産んでしまうので とても 敏 感 です。 ゲージのレイアウトを変えたり、隠れ家になる様なハウスも外し、ごはん入れは大きい入れ物だと卵を産んでしまう子もいるので小さい入れ物に変えるなどの工夫が必要になります。 卵は一度に5から7個程の卵を産み、羽化するまでにおよそ18日間抱卵します。 卵を産むのはとても体力を使いさらに卵詰まりの危険性があり最悪命を落としかねません。 繁殖させるつもりがないのであれば極力無性卵を産ませて メスを疲れさせる という事を避けてあげる必要があります。 とは言うものの、発情を抑えるのは難しいので日頃からの 栄養のある食事に加えてカルシウムを与える事で丈夫な卵が産まれて詰まるリスクが軽減 されます。 ※市販の液体タイプの物やボレー粉、卵の殻を乾燥させて砕いたものなどを用意しますが、与えすぎも注意が必要です。 また若い内

文鳥のパニック・てんかん発作

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一緒に過ごす文鳥が突然パニックを起こし驚いた事はありませんか? 急にゲージ内外でバタバタと飛び上がったり、暴れる事を経験された飼い主さんは以外にも多いのではないかと思います。 過去に室内の掃除中に誤って物を倒してしまい、ゲージの付近に向かって倒れてしまった為にかなり驚かせた事をとても反省した経験があります💦 放鳥時に元気に飛び出し室内をぐるりと飛んだ際、何かに驚き慌てて飼い主の所に戻ろうと顔面に突っ込み衝突!なんてこともありました💦(頭に乗るつもりだったのかなと思います) てんかん発作はなぜ起こるの? 文鳥は見慣れぬ物や音、環境に対して恐怖と不安を感じたり、寒く低温が続くと てんかん発作が起きやすく なります。 呼吸が荒くなりヒューヒューと呼吸が聞こえ、次第に呼吸困難になり暴れ意思とは関係なく体が動いてしまい不随意運動が起こります。 秋~春にかけて気温が低くなり、更に夜間の寝ている時間(午前2時~6時頃まで)にバタバタと暴れだしてしまう子がますがこれもてんかん発作です。 気温の変化に体が追い付かず低温に対してパニックになり発作が起こります。 ゲージ内の温度と湿度を常に確認し、早めにヒーターを付けるよう対策をして就寝中に発作が起きないようにします。 甲状腺機能低下症による発作の場合は元気がなくぼーっとしていたり、体温が下がり眠ってしまう事があります。 この状態が長い時間続くと自力の食事が取れず危ない状況になってしまうので、無駄にエネルギーを使わせないように保温をする必要があります。 年齢が高くなるにつれて発作は起こりやすいと言われていますが、若鳥でもきっかけで一度発作を起こすと度々繰り返すようになる傾向があるようです。 てんかん発作の予防は 栄養の整った食事と適度な日光浴や運動 はもちろんですが突発的、継続的な ストレスを与えないようにする 必要があります。 発作が始まったばかりの文鳥は首を左右に振る仕草をしますが、この段階では飼い主が優しく声をかけて撫でてあげることで落ち着きます。 呼吸が荒かったり普段とは違う声で鳴き続けたり、床で転がるなどの発作が起きてしまった場合にはゲージ外だと飛び上がり暴れて壁に激突したり危険です。 驚かせないようにそっとゲージに戻して暫くの間あげて休ませてあげることが必要です。 ゲージ用品も少し減らし衝突を避けるように工夫し、ゲー

生き物を飼う責任

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鳥に限らず命ある物を家族として迎える場合は最後の時まで変わらずに愛し大切に育てられるかという事をよく考える事が必要です💡 生き物の大小に関係なく 【 命 】 というものが平等にあります。 私たちと生活を共にする生き物は殆どの場合が人に飼われる存在として生まれてきます。 自然界とは違い、私達飼い主を頼りに生きる存在であり行動次第で生き物の生涯が変わってしまうほど影響力があるのが 【  飼い主  】 という立場になります。 心変わりは虐待と同じです。 お迎えしてから 『思ってたのと違う』 と飼育を放棄したり、病気が分かって早々に手放そうとする人が後を絶たない現実にとても悲しく思っています。 生き物を飼うという事はその子が幸せに快適に過ごせるように努め、そして 最後の時までみる という飼い主の責任ではないでしょうか? 迎える個体に対して基本的な知識を身につける事は勿論、日々の触れ合いを大切にして精一杯可愛がってあげて欲しいのです。 鳥の話になりますが雛や若鳥の頃だけ可愛がって老鳥になったり病気になるとだんだんと心が離れてしまったり、とても短い期間で飽きてしまう事もあるそうです。 幸せだった日々から一変するわけで鳥達はかなり辛い状況になります。 鳥も記憶力があるので過去の飼い主との触れ合いが忘れられないので見放されてしまう状況を受け入れることができません。 それがストレスとなり病気や短命に繋がります。 鳥にも喜怒哀楽があり 面白いほど個性があります! その子に合わせた接し方も必要で手がかかるのは事実です。 生き物なのでむしろ楽だという事がある筈がないのです。 鳥と共に生活を楽しむ事で新たな発見があり、驚きや喜びが増える事で私達の日々を豊かにしてくれる存在になるのではないでしょうか。 万が一手放さなくてはならない事情がある場合は信頼する方に託したり、正式に保護団体に依頼するなどして決して外へ逃がす事をしないで下さい。 改正動物愛護管理法 により 飼い主はペットが命を終えるまで適切に飼養する 「終生飼養」 の責任があることが明確にされています。 これだけは断言できます、かけた愛情の分だけ全身で飼い主に応えてくれます! 私は文鳥をお迎えして 人生が豊か になりました✨ この生活に慣れすぎてしまい、用事で長時間家を空けると寂しくなります。 生き物を飼うと決めた以上は

人間観察する鳥達は好奇心旺盛

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実はお家の愛鳥達、私達の様子を 観察 してるってご存知でしたか? 観察している理由 その理由は 大好きな飼い主の事をもっと知りたいから なのです。 人と同じく鳥達も今日という1日に何か変化がないか、鳴いて反応をみています。 人間が立てる生活音に耳を澄ませてイメージしたり、声色で過去と比較してこの後どうなるかを予測します。 人と暮らす事になれた鳥の多くが日常的に行っています。 飼い主の気持ちや感情を感じ取ることで、自分自身が心地よく過ごせるか分かります。 飼い主が外出する気配を探る事もしていて、服装や支度中の足音をヒントにこれから出掛けてしまい自分は遊んでもらえない事を察するそうです。 お留守番中は私達の事をずっと 待ち遠しく思って 待ってくれます。 鳥に限らず可愛がってもらった生き物は、飼い主の事が大好きでいつでも様子を伺い声を掛けられ遊んでくれるのを待っています! そんな鳥達のゲージ内は一人でも寂しくないようにブランや止まり木などの様々な おもちゃ が設置されていますよね。 警戒心も高くいきなり新しいおもちゃは抵抗があるものの、意外と慣れるまでが早かったり自ら近寄ってみたり 好奇心が旺盛 だと感じます。 つぶはブランコが大好きでゆらゆらさせたり、時にはゲージの中でアスレチックのように止まり木からブランコへ飛び乗り激しく揺らしたり、ブランコのてっぺんまで登ったりと色んな遊び方をします。 折り紙も好きで突いてみたり、折ってない折り紙をそのまま咥えて飛び去っていく姿もあります🕊   最近は吊るしてあるおもちゃが大好きで、よじ乗ってみたり別で購入した鈴を鳴らしてみたりします。 おもちゃの間から顔を出したり引っ込めたりする事が多くそのままそこで寝てしまうので初めて見た時はビックリしました💦 どう考えても寝るには邪魔になるのではないのかな、と思いそっとズラしてみたんですがまさかの自ら移動しまた顔を突っ込むという事になり笑ってしまいました! きっと包まれてる感じが安心なのかな?と見守る事にしています💕 文鳥のゲージの大きさ 目安 ケージの大きさ 幅・奥行きが30cm以上、高さが40cm以上必要 になります。 ある程度の大きいケージでないと、文鳥は狭くて快適に過ごせません。 高さもある程度必要になり、ゲージ内が物で圧迫感が生じないようにし

文鳥のペアについて

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文鳥は一羽だけで飼う方や、既にペアで飼っている方や、ペアでなくても何羽も一緒に飼っている方など飼い方は様々です。 今回は一羽以上を迎える予定、もしくは現在ペアで飼っている方に知って欲しい内容です。 一度ペアになった文鳥は急に一人になってしまうと、とても不安な日々を過ごすようになるそうです。 飼い主がやむを得ない事情で一緒に飼えなくなってしまったり、病気や老化で一緒に過ごせない場合や死別など理由は様々あるかと思います。 ずっと傍にいたペアがいなくなると激しいストレスを感じてしまい数カ月で亡くなるというケースもあるそうです。 そのため同じ文鳥が新しく家に来ると今の生活に良い刺激をもたらしてくれて、たとえペアにならなくても気分を高揚させるそうなのです。 この効果は仲の良くない相手でも同じで、ゲージは別しますが隣に並べておくだけでも鳴いて呼び合うくらいの仲になれます。 さらにゲージ越しであればケガの恐れも無いですし、お互いに安全圏での喧嘩がストレス解消になるそうです。 更に日中など飼い主が不在の間など、一人で過ごすよりも心の支えになってくれます💕 運が良ければ新たなペアに!そうでなくても心強いルームメイトとして毎日の暮らしが楽しくなるそうです✨ 相性が良いペアとは? 二羽の文鳥の間に目に見える信頼関係が築かれており、特に 愛情関係 が成立していなければなりません! お互いに羽繕いをしたり、ごはんを並んで一緒に食べたり、ぴったり寄り添って止まり木で眠ったり座っています。 放鳥時は一緒に行動したり足を繋いだり一目でペアだと判断できます。 ペアを検討している方に知って欲しいのが、文鳥は選り好みが激しいのでペアを迎えても 上手くいくか分からないという事を前提に してくださいね🕊 基本的に一羽つずつゲージが必要になります。 実は相性が良いと思っていたペアでも、色んなきっかけで急に仲が悪くなってしまったりする場合もあるそうです。 ゲージ内で喧嘩をしていないのであれば仲がいい!という訳ではないのです。 文鳥同士の仲がいいかどうかは、人間と同じ立場に置き換えて考えてみてください🔍 学校や職場などで好まない相手とも一緒に過ごさないといけませんよね😅 それが24時間毎日一緒に過ごさなくてはいけな状況は突然不満が爆発して激しい喧嘩になる場合もありますし、喧嘩になら

文鳥は長時間の乗り物移動は大丈夫?

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様々な事情で一緒に連れて外出する機会がありますよね。 鳥の健康診断や通院、自身の遠出に連れて行く場合があると思います。 健康な状態なら24時間まで 乗り物によって移動スピードが違うと思います。 車やバスと違い、電車や新幹線、国内線の飛行機などがありますが、乗り物のスピードや気圧の変化など心配になりますが、実は文鳥はそういった変化大丈夫なんです💡 ただし飛行機の場合は預けてから目的地に到着しゲージを受け取るまでの時間が長く、機体が揺れた時にストレスを与えてしまうのでやはり心配ですね💦 また飼い主も長時間様子を見る事が出来ないい事や、万が一という可能性もあるので引っ越しや急用でない限り避けた方が愛鳥の為にも良いです。 飛行機だと水や餌を入れる事は駄目なようですが、調べていくと餌は可能だったケースもあるようなので、カウンターで確認するのが確実です🛫 目的地に到着したらなるべく早く落ち着ける場所にゲージを置き、ゆっくりさせてあげることが大切です🕊 気温が低い時期はカイロなどで保温を必ずしてアルミシートなどで包むと良いです。 周りの景色が見えるとパニックを起こす可能性があるので布やカバンなどで包んであげてください👜 車で移動する時は周囲に気を使わない分ゲージの様子が気になり、ついついカバーや包みを開きたくなりますがあまりオススメしません💦 過去に一度、あまりにも鳴いており不安になってゲージの包みを開いたところ、私の顔を見た途端に「ここから出して!」と言うように狭いゲージの中を飛んだりジャンプをしてしまったので、クチバシが傷ついてしまった事があります😥 かえって可哀そうな事をしてしまったと反省した過去があります。 短時間で済む移動の時は極力暗い状態を保ち、安全運転はもちろん振動を減らして優しく声を掛けつつ目的に向かう事をオススメします🚗

体調の変化に気付くために

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鳥は体調が悪い時に普段とは違う行動をとる事があるのですが、ほとんどが些細な行動なので判断がかなり難しいようです。 日本の四季に適応できるとはいえ、やはり夏は暑く、冬は寒いです💦 室温、湿度の管理と冬場のヒーターなどで環境を整える事も大切ですが同じくらい大切なのは飼い主である私達がよく観察してあげることです🔍✨ 鳥は我慢強い生き物なので突然というケースも多いのが現状です。 日々の触れ合いが変化に気付ける唯一の方法になるためごはんの食べた量の確認、体重測定、糞と尿の色、放鳥時の飛び方、水浴び後の姿などよく見てあげてください。 注意して欲しい行動や症状 ・呼吸が早い ・開口呼吸が続く ・鳴かない ・頻繁に体を膨らませる・ 眠っている時間が長い ・ごはんの量が減っていない・短期間で体重の増減がある ・糞が柔らかくてお尻が汚れている ・ゲージの床に長く降りている・止まり木にとまっていられない ※どれかに該当する場合は1度病院に受診した方が早期に治療に取り掛かれるので回復も早いです。 鳥にも少し気分が良くない時や何らかのストレスを感じて元気がないという時があります。 そうした状態でも、やさしく声をかけて触れ合い愛情を与えるとそれが喜びに変わり回復することもあるそうです✨ 人も元気がない時に優しくされると嬉しいですよね!鳥も同じです💕 明らかに外見に異常がある場合や苛立って暴れたり、じっとしている時間が長く飛ばない等変化があった時には早めに病院へ受診してみて下さいね🍀

飼い主だからできる愛鳥との会話

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鳥と人間には 似ている事 がありますが、何が似ていると思いますか? 愛鳥と暮らしていると今は喜んでいる・眠そうだ・怒っている、などと 飼い主には分かる 鳴き声や仕草 があるのではないでしょうか。 ほとんどの場合は飼い主の思った通りの気持ちの通りなんだとか! というのも飼い主自身がその子に寄り添い思いを受け止めようとするため、愛鳥も全力で伝えようと気持ちをアピールするからなのです。 声を出して伝えようとする姿勢 小さい鳥は常に外敵に狙われると警戒しています。 野生では群れの中で生き、自分の安全を確保しようとしています。 群れの中では自分が発する声で仲間とコミュニケーションをとり、居場所を知らせたり、安全であるかの情報交換をします。 家で過ごす鳥は外敵から襲われる危険が無いと理解はしていても、実は周囲を注意深く観察して過ごしています。  あわせて読みたい🕊  人間観察してますよ 周囲の観察以上に行っている事が、 飼い主の観察 です! 人の動き、声色、生活音を聞いてイメージし、声を出して反応見ます。 そして鳴いて、仕草で私たち飼い主と会話しているつもりでいるのです。 頭がとても良いので、飼い主との会話(コミュニケーション)に自分の鳴き声や仕草が必要だということを理解しているのです。 飼い主の事を理解しようとする姿勢と、自分の気持ちを伝えようとする姿勢があるから出来る会話なんですね🕊 もちろん飼い主が理解するためには日々愛鳥と向き合い、たくさんの触れ合いを大切にしなくてはその会話をする事が出来ません。 言葉としての会話でなくても、お互いが観察し合う事で理解しあえる関係って素敵ではないでしょうか💞 お互いの声や仕草できちんと気持ちが通じ合える最高の会話のお話でした🕊💕

追いかけられるのは苦手です

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飼育されている愛鳥の放鳥後ゲージに戻るのがスムーズにいかない時ってありませんか? 飼育されるている鳥は 必ず放鳥が必要 になります。 1日の大半をゲージの中で過ごすので放鳥しないと運動不足やストレスの原因になり病気に繋がる可能性があります。 野生では常に危険と隣合わせのため、天敵に狙われることを常に警戒しています。 自分が自然界では弱い立場にいて、捕食させることを本能的に分かっているからなのでそうです。 そのため警戒心を解く事がない野鳥が自ら人に近付く事はあまりないのです。 人と暮らす鳥も同じ 人と暮らし慣れた愛鳥も追いかけられることは苦手です。 安心安全な環境に過ごし慣れた飼い主であっても、急に捕まえようとしたりしつこく追いかけ回されるのは嫌がります。 特に学習期にしつこくすると飼い主が怖い存在と記憶され懐かなくなる可能性もあるので注意が必要です💡 放鳥後になかなかゲージに戻らない時などは無理やり捕まえようとはしないで優しく呼びかけてみてください。 大好きなごはんやおやつでおびき寄せてあげたりします。 ゲージに戻ればごはんやおやつが食べらると学習すれば嫌がる事が減る筈です💡 放鳥のタイミングと注意点 迎えて1週間以上経過し挿餌が順調なら可能で最初は5分から徐々に慣れさせます。 放鳥に慣れてきたら 1日1時間以上 が望ましいです。 短くても30分は確保し、長時間の放鳥も控えてください。 放鳥時に 最も注意するのが室内の窓、ドアが閉まっていること の確認💡 慣れた愛鳥は床も歩くので足元を常に注意します。 調理中は危険が伴うので放鳥はしません。 人間の食べ物が出ている時も注意が必要です。 ※一緒に食べられる果物などの時は共有すると喜びます💕 放鳥をする事により愛鳥が ストレスを発散 できます。 冒頭で話した通り長いゲージ生活ではストレスになり病気になりやすく、広い部屋へ解放する事も大切な事になります。 さらに放鳥する事で 運動不足を解消 できるため健康な体を保持できます。 一番は飼い主と触れ合え スキンシップ をとる事で信頼関係が築けます。 そして触れ合いを通して 健康チェック を行い変化がないか確認ができます。 我が家のつぶは放鳥時に高い所に止まって時間がきてもなかなか降りない時がありました。 慌てて呼んでる時は降りてこないのに、諦めてその場を去ろうとす

人と暮らす事で鳥も個性が強まる?

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自然界の中では親鳥が本能により子育てを行います🐣 自然界で暮らす為には親鳥に敵わないのですが… 私達人間には親鳥にはできない育て方が可能になります。 野生で育つ場合 親鳥が行う子育て(雛から巣立ち後の暮らし方まで)までの期間は短いのです。 殆どの場合一か月前後で親の元から巣立ち、1週間という早い種も💦 野生では親鳥が一羽一羽の性格に沿って子育てをする訳ではないため、そこまで個性が伸びることはありません。 もちろん愛情いっぱいに育てられるので雛達は幸せですが、危険と隣り合わせの自然界で生き抜く事が中心となる為、いつまでものんびり暮らす事ができないのです。   人の元で育つ場合 人と暮らす鳥は雛鳥ずっと同じようにいつまでも大切な扱いを受けられます。 ほとんどの鳥たちは人間がしてくれる事に対し嫌がることはしないで快適に暮らしていくことが出来ます。 人間は長期間かけてお世話しその子の特徴を捉えて、多様な環境で飼育をします。 それによって個々に生活スタイルが違い、食べ物や遊びの好き嫌いがでてきます。 人と暮らすようになった鳥は個々に楽しい事や美味しいご飯、おやつに出会いその生活を謳歌するんですね✨ 人間にはセロトニンいやオキシトシンという 幸せホルモン が出て自律神経を整え免疫機能がアップします✨ 近年の研究で鳥にもその分泌や作用が同様にあることが確認されているそうです! 個々に違う個性を 飼い主が1番理解し 、その子に合わせたスタイルで毎日幸せホルモンを分泌して豊かになれば、それが 長寿にも繋がる そうです。 鳥に癒やされ幸せな飼い主と日々の触れ合いや美味しいご飯で満たれた鳥✨ 人と鳥の両方に幸せホルモンがたくさん出て人生、鳥生が豊かになるなんて最高ですね! 同じように見えても、人の元で沢山の愛情と楽しい刺激を受けた子は個性たっぷりの可愛い子になるんです💕 その子の個性をたくさん引き出してあげてくださいね🕊

鳥にも必要なプライベートスペース

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鳥かごは私達にとっては飼育する為の家というイメージですよね🏡 もちろん家であり  ねぐら  ですが、私達が思っている以上に鳥にとっては プライベートスペース なんです! プライベートスペース 鳥にとって自身が主であり不可侵の縄張りです。 人に慣れた鳥でもゲージに進入することは許さないと思う子もいます。 手をゲージの中に入れる時は注意が必要です。 どんなに飼い主に懐いている子でも ゲージの中は自分の大切な空間なのです。 特にオスは縄張り意識が高いのでこの傾向が強く見られます。 もちろんメスも同じで自分の空間を大切にしているので、 いきなり手が入ってきたら驚きますし不安になります。 文鳥のペア同士でもきちんと挨拶をします💡 お互い会えた喜びや一緒にご飯を食べる喜び、同じ空間で遊んだり寄り添って眠れる喜びなどの表現をペア同士で鳴き交わして気持ちを確認し合います。 飼い主も私達も優しく声を掛けてをするようにしたいですね🕊 一日の大半を過ごす生活の場になる鳥達にとって最も必要な事は 第一に自身がくつろげること。 第二に安心して暮らせる空間であること。 これらを提供できるよう私達は毎日の水換え、掃除をしてゲージが清潔が保たれていることで安心したプライベート空間が完成します✨ 気温が上がる夏や冷える冬はエアコンで温度管理をするのはもちろんですが、冷風温風が直接ゲージにかからないようにするのも飼い主の役目です。 我が家のつぶもゲージの中にいきなり手を入れるのはやはり威嚇してきます🤔 顔を見せて声を掛けてあげると可愛く鳴いて寄って来てくれて、許してくれるように思います。 ゲージの寸法目安 幅35センチ、 奥行き25センチ、 高さ35センチ 以上 あるとケージの中で飛べて快適に過ごせます。 ゲージ内のおもちゃは 飛ぶという行為を妨げないよう に工 夫する必要があります。 ついついおもちゃや止まり木など揃えたくなりますが、大切なプライベートスペースである事を忘れずに、程よい空間づくりと、優しい声掛けを心掛けていきたいですね💕

自分の暮らす世界を知る行動

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幼い文鳥は 自分がいる 環境をしっかり把握しなさい という 遺伝子の命令 が大きく作用するため、 早く自分のいる世界を認識したいという気持ちがあります。 なので生後1ヶ月から4ヶ月くらいの雛の行動に全く悪意はないのです。 何やらかしてもそれはただの好奇心であり、 自分の暮らす世界を把握するため です。 世界を認識する方法 文鳥 ・・・ くちばしで噛む・ 突く・ 引っ張る・ ねじる インコ ・・・ くちばしでかじる、持ち上げる、破壊する ・ 足で掴む、踏む 幼い文鳥はどんな環境で触れるものがどんな感触なのか、 確かめたくて仕方がない ため、家に自分以外にも鳥がいる場合などは驚く行動に出る子もいます。 相手がどんな子か興味があるので、近寄って体の所を突いてみたり、背中に飛び乗ってみたりやんちゃな子もおり、 認識するための行為なので直ぐに制御できないので仕方ないですね💦 そんな文鳥に対してセキセイインコ・オカメインコ・コザクラインコなどの幼鳥は文鳥に比べて 少し臆病で先ずは逃げる! が最初にくる行動だそう🐦 そっと近付き様子を見たり、遠くから観察するだけに留めておくため 用心深い ようです! 怖いと認識した物に直接触れてみようと行動する事は稀です。 同じ鳥でも世界の認識方法が違うんですね✨ 雛からお迎えした子達は少なからずあっと驚く行動はあったのではないでしょうか? お迎えしてから印象に残ることは、人が移動する所について行き、 家の空間を把握してるよう な様子でした🏡  様々な場所にとまり、じっくり自分が過ごせる場所を見つけたりお気に入りの場所を見つける感じでした。 それにより放鳥するとリビング以外の部屋にも行く事が可能になり、お気に入りの場所も増えた様子だったので 鳥って賢いなと感心しました✨