文鳥の一年
文鳥は四季によって生活に変化があります。 今回は季節ごとにどんな様子なのか、どんな事に気を付けるべきかを記載します。 生活リズムや環境により個体差で時期にズレが生じますがおおよその目安として参考にして下さい。 一般的には春や秋は 繁殖期 として野生でも多くの鳥たちが卵を産み雛を育てる様子がみられます。 夏や冬は 換羽期 として暑さや寒さに対応するため羽毛が抜けたり生え変わったりします。 換羽が済むと 通常期 となり、ご機嫌によく食べ遊び活発な姿を見る事ができます。 繁殖期 9月~4月までの期間🕊 9月10月 この時期は気温も安定して文鳥も過ごしやすい季節です。 地域によっては寒くなる所もありますが、ヒーターはまだ大丈夫です。 繁殖を希望としている場合はオスとメスのつがいをこの頃からお迎えしお見合いさせておくと巣引きがとてもスムーズになります。 10月頃から発情し、ペアとして成立している場合は巣引きが始まります。 この頃はメスの文鳥が卵づまりをしていないかよく確認します。 11月 10月に巣引きが終わっていれば既に可愛い雛が誕生しています。 この頃の親鳥は体調が良い場合が多く雛も元気がありオスの割合が多いようです。 親鳥も元気いっぱいで熱心に雛を育てる姿が見られますので栄養食やボレー粉、青菜などをたっぷり与えて子育てサポートをしてあげて下さい。 単体の子達も触れ合いの中で発情し特にメスは無精卵を産んでしまい体力を消耗しますので発情抑制の為に日光浴をさせたり、カルシウム不足にならないよう食事に気を付けます。 この時期はゲージにもヒーターが必要になりますので保温湿度の管理をします。 12月1月2月 気温がぐっと下がり寒い日が続きますので体調の変化に注意が必要です。 またペアがいる場合は巣引きに疲れて体が弱っていたりするので毎朝の観察を慎重に行ってください。 文鳥は寒さに強いとされており野生だと雨や雪を凌げれば野外でも氷点下3℃位までなら平気で過ごせるそうです💦 しかし家で飼っている文鳥はそんな過酷な状況は避け、深夜の冷えにも必ず対応できるサーモスタット機能が付いたヒーターを活用し保温保湿に心掛けて下さい。 3月 少しずつ暖かくなりますが寒暖差があるので引き続き保温に心掛けつつ天気の良い日に日光浴をさせてあげると身体も丈夫になり、ストレスの軽減に